思い切って魔法にかかろう
昨日のゆやぺを読んで、ナイモノネダリに思いを馳せています。
髙木くんはとあるアメ車に一目惚れしたとのことでした。
文面から嬉しそうにしている姿を思わず想像して、こちらまでも幸せな気持ちになります。そして「会いたくて会いたくて震える」という2000年代に青春を謳歌してた世代に突き刺さるセンテンスを添えるところも最高…となりました。笑
一目惚れができるって、すごいなぁ。
特に歳を重ねると、感情をキャッチする前に経験が信号を出して、なんにも考えず自分の「好き」に乗っかることに勇気が要る。だから、一目惚れすることは、自分を信頼することだと思う。そしてそんな難しい工程をいとも簡単に飛び越えられる人は、一目惚れが得意で、純真なんだろうなぁって思う。
そんなことを考えながら私は、『ナイモノネダリ』を思い出しました。この曲を聴いていると、空を自由に飛び回れる時間を、尊く思います。
子供は子供でいられる。そして大人にも向かっていける。でも大人は、大人で在らざるを得ないんですよね。
私は大人になると一目惚れをするのが苦手になってきました。直感や勢いを信じるときもあるけど、何か物を買うときに本当にほしいものか一回考えちゃう。出会う前に別れのことを想像して結局掴まないとか、最近ものすごく増えてきた。
だから『ナイモノネダリ』を聴くと切ない気持ちになって目がうるうるしてきます。心の身動きが取れない感覚になっていました。
でも、ずっと感傷的でいるというのがなんか悔しくて。
自分は、希望を見出したくなりました。
人は幸せを求めて、たくさんの選択をする。生きることって、選ぶことなんですよね。
なんにも考えずに幸せになれたらいいけど、正解がわからなくて不安になったり、ああすればよかったなって後悔したりすることもある。
でも私は、どんな「選択」をしたとしても、どれも大切な「選択肢」であったことはずっと変わらないんじゃないかなって思っています。
何かに迷ったときに、気持ちを一つずつ明らかにして、未来に持っていくものと、過去に置いていくものを選別していく。どれも全部大切なもの。ちゃんと自分の人生の中で、つながってる。
今を生きているすべての人たちへ
過去も未来も、全部自分の人生だと私は思う。今苦しくても、選択してきた道に幸せはいっぱいあっただろうし、選択していく道でも幸せになれるんじゃないかなと思います。
髙木くんのハッピーな文章を読んで、ナイモノネダリを思い出すとは思わなかった。笑
私は今日もこの世界のどこかで、笑顔になれる選択をしていこうと思っています。
あさ